2015年05月02日(土)

Rd.8-9 FUJI

Rd.8-9 富士スピードウェイ 6/05-07

 

 

2015 全日本F3選手権 第8戦/第9戦  富士スピードウェイ

第8戦決勝:6月6日(土) 第9戦決勝:6月7日(日)

 

小河諒、富士でも圧倒的強さで連勝

 

全日本F3選手権シリーズ第8戦・第9戦が6月5日から7日の三日間に亘り、静岡県小山町の富士スピードウェイにて開催された。38号車KeePer TOM’S F306を駆る小河諒は本大会でも連勝を飾り7勝目を挙げた。

 

《5日 専有走行》

小河はこの専有走行で不運に見舞われた。10時10分から開始された専有走行で、小河は開始と同時にコースイン。マシンと路面の状態を確認すべく走行はするものの、エンジンに電気が流れたり切れたりする症状が表れ、何とかピットに戻る。電気系統のトラブルが開始早々に表れたのである。
電気系統のトラブルは厄介である。何せ、人間で言う血管と神経の役割を果たしている。バッテリー、ハーネス(接続線)、コネクター、スイッチ類と数が多い。それぞれに原因が考えられる。バッテリーには異常がない。スイッチ類も正常である。考えられるのはハーネスの断線かコネクター内部の接触不良である。ハーネスを一本一本チェックし、断線の有無を確認する。ハーネスには以上はなさそうである。残るはコネクターの接触不良ということになる。十数か所のコネクターを外し、内部のピン一本一本の劣化および溶接の外れがないかを確認しなければならない。メカニック2名とエンジンスタッフが加わり、コネクター一つ一つの確認作業が行われた。作業は6時間に及んだため、38号車は専有走行を走らず仕舞いに終えてしまった。
不運といえば不運ではあるが、予選や決勝レースの前の専有走行で症状が出たことは、逆の意味ではラッキーだったのかもしれない

 

《6日 予選》

5日の好天とは打って変わり、どんよりとした天候の下で予選が執り行われた。未明に降った雨が完全には乾き切っていない。セミウエットの状況で第8戦の予選は開始された。専有走行を走っていない小河は、マシンのセットアップも確認できていない状況での走行である。計測開始3周目にアタック。1’38.668でNクラストップとなるものの、周回毎に乾き始めた路面で5周目にアタックした3号車に0.5秒もの大差をつけられてNクラス2番手で第8戦の予選は終えた。
10分のインターバルを置いて開始された第9戦の予選も、路面は完全に乾き切ってはいない。10分のインターバルでできるセット変更を施し、小河は第8戦予選の悔しさを満身に浮かべてコースイン。タイヤを十分に温めた計測3周目に1’37.301をマークし、なおもアタックを続ける。1’37秒台をコンスタントに刻むものの、3周目のタイムがベストタイムとなり、Nクラスでポールポジションを獲得した。

 

《6日 第8戦決勝》

専有走行で走れなかったとはいえ、小河にとって富士スピードウェイはホームコースとも言えるサーキットであり、走り慣れたコースである。
13時53分、シグナルがブラックアウトすると、小河は好スタート切って1コーナーの手前であっさりと3号車を抜き去り、Nクラスのトップに躍り出る。トップを走る小河は速い。徐々に引きなし、15周を走り切った時には何と2番手には8.2秒もの差をつける独走でチェッカーを受けた。

 

《7日 第9戦決勝》

第9戦の決勝レースは小河の独壇場といえるレースであった。10時43分にスタートした第9戦の小河は、スタートも決まって1周目から2番手の引き離しにかかった。2番手のマシンは1分38秒台に対し、38号車KeePer TOM’S F306は毎ラップ1分37秒台で戻ってくるという展開が続き、21周のレースが終了したときには17秒5もの大差をつけてチェッカーを受けた。7勝目の勝利である。そして連勝記録を6にまで伸ばした。
5日の専有走行ではどうなるかと思われた本大会の小河は、第8戦と第9戦において見事な優勝を見せてくれ、不運を跳ね返してくれたことは賞賛に値する。

 

F3 RESULT(Nクラス):Round8 レース結果

Pos. No. Machine Driver Time&Gap Laps
1 38 KeePer TOM'S F306 小河 諒 24'28.653 15
2 3 EXEDY RACING F307 三浦 愛 44.876 15
3 30 B-MAX RACING F308 DRAGON 1'00.960 15
4 77 アルボルアルデアCMS306 三浦 勝 1Lap 14
5 5 KRC Hanashima Racing アレックス ヤン Ret. 1
           

※Gapは総合トップタイム(23'52.052)より

F3 RESULT(Nクラス):Round9 レース結果

Pos. No. Machine Driver Time&Gap Laps
1 38 KeePer TOM'S F306 小河 諒 34'16.731     21
2 3 EXEDY RACING F307 三浦 愛 1'05.817 21
3 30 B-MAX RACING F308 DRAGON 1'17.845 21
4 77 アルボルアルデアCMS306 三浦 勝 1'36.664 21
5 5 KRC Hanashima Racing アレックス ヤン 1'38.889 21
           

※Gapは総合トップタイム(33'28.408)より

 

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