SUBARU BRZ GT300、決勝レースでのセットアップに課題
AUTOBACS SUPER GT Round 5 Race Report
開催日 2026 年8 月22 日(土)〜8 月23 日(日)
開催地 三重県鈴鹿市 鈴鹿サーキット
レース 8.807km x52 周 300km 参加台数 : 29 台(GT300)
天候 22 日(土) :晴れ 23 日(日) :晴れ 観客数 :5 万2,500 人
2026年SUPER GTシリーズ第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」が8月22日(土)、23日(日)三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行なわれました。
土、日ともに35度前後の気温と高い湿度、という厳しい残暑の中、5万2,500人の観客を集めました。
【予選】 フリープラクティス(練習走行)で得たデータを用い、よりコントロール性向上を狙ったセットアップで臨んだQ1B組予選は、井口卓人が担当。タイヤの熱の入りが良好のため井口は計測2周目よりアタックをします。
するとB組トップタイムをマーク。井口のタイムはQ1全体でも2番手でした。
Q2予選の山内英輝もQ1からセットアップの変更なく、早めのアタックを行い、1分56秒981をマークしトップに立ちます。
山内自身のポールポジション最多記録(18回目)に期待がかかりましたが、終了間際に2台のマシンにかわされ、予選3位となりました。
【決勝】 決勝レースは厳しい暑さに加え、鈴鹿サーキットの路面改修による特性変化などレース展開の予測が困難な中、スタートが切られました。
スタート時の気温は33度、路面温度55度とマシンにもドライバーにも過酷な環境です。スタートは井口が担当し、直後の1コーナーから積極的にポジションアップを狙い、2位のマシンに果敢にアタック。
熱い走りでサイド・バイ・サイドを繰り広げるも2位を奪うまでに至らず3位のまま周回を重ねます。
6周目過ぎ、タイヤのグリップが落ちはじめる頃、井口は暴れるBRZ GT300の挙動を抑え込む走りでポジションキープを図りますが、次第に後続車にかわされていく我慢の展開となります。
14周目には#45号車からマシン後部をプッシュされ痛恨のスピン。
コースアウトしたBRZ GT300はこの時点で勝負権を失ってしまいました。
グラベルから脱出した後、ピットに戻り、各部の点検と同時にセットアップの変更を行いピットアウトした井口は、トップ集団と同等のタイムで周回を刻んでいきます。
その後、ドライバーチェンジした山内もトップグループと同等のタイムは出せるものの、ベストなバランスとは言えず、山内らしい速さを示すまでは至りませんでした。
レースは終盤に大きなクラッシュが130Rコーナーで発生、セーフティカー先導のままレースを終了しました。
山内英輝
「やってほしい方向のセットアップに変更してもらって、走ったのですが、それでも足りていない状況でした。何が足りないのか、早く見つけて結果を出せるようなクルマに仕上げ、チェッカーを受けるレースができるように集中して頑張ります」
小澤正弘総監督 「アクシデント後に変更したセットアップも、まだ、トップ集団と同等のタイムを重ねた訳ではないので、足りないものがだいぶあることはわかりました。それが何なのかを見つけ出さないと予選でいいポジションを獲得しても、決勝でポジションを維持できないことがよく見えました。次に向かって、その課題解決をしっかりやっていきたいと思います。方向性は見えているので、後半はうまく走れると思っています」
次戦のSUPER GT第6戦SUGOは9月19日(土)、20日(日)に宮城県村田町のスポーツランド菅生で300kmレースが開催されます。新エンジンを搭載したBRZ GT300
ですが、その成果を発揮できるよう応援をお願いします。
