ポールスタートのSUBARU BRZ GT300、グリップ低下に苦しみ15位
AUTOBACS SUPER GT Round 7 Race Report
開催日 2026 年10 月17 日(土)〜10 月18 日(日)
開催地 オートポリス(大分県日田市)
レース 4.674km 3h race 参加台数 : 29 台(GT300)
天候 17 日(土) :晴れ 18 日(日) :晴れ 観客数 :30,000 人
10月17日(土)、18日(日)大分県日田市のオートポリスでSUPER GTシリーズ第7戦「AUTOPOLIS GT 3 hours RACE」が行なわれました。
オートポリス攻略の難しさのひとつに、路面状況への対応が挙げられます。
他のサーキット路面よりもややアスファルトが尖っている上に砂がのり、タイヤへの攻撃性が高いのに、グリップが薄いという背反要素の高いコンディションの中で、いかにBRZ GT300のセットアップを決めていくことができるかがキーになります。
また今回は3時間レースのため最低2回のピットイン、1回のドライバーチェンジが義務付けられており、戦略やライバルチームとの駆け引きもより難しくなります。
【予選】 朝の公式練習では山内英輝がセットアップを進めますが、グリップの薄さを伝えてきます。
想定内のコメントとは言え、チームクルーには緊張が走ります。
ピットインを繰り返し、細かくセット変更をすすめ、さらに持ち込んだ2タイプのタイヤとのマッチングを探しながらセットアップをしました。
こうしたトライを繰り返したことで、全体トップタイムを記録し、午後からの公式予選を迎えることができました。
Q1予選は井口卓人がA組で走行。上位9台がQ2に進出できますが、井口はA組のトップタイムをマークして公式予選のQ2に進出しました。
Q2は山内英輝がポールポジションを目指します。
GT500の予選が行われたこともあり、路面にはラバーが乗り、好タイムが期待されました。
山内はクリアラップを取るため、ややコースインを遅らせて3ラップ目にアタックに入ります。
すると、セクター1、2、3で全体ベストのタイムを記録し1分42秒677でポールポジションを獲得しました。
これで山内は現役最多、通算18回目のポールポジション獲得となりました。
【決勝】 午後1時10分、秋晴れの中フォーメーションラップが始まります。
山内はGT300のトップ位置から集団を引っ張り、2周のフォーメーションを終えてスタートしました。
山内は綺麗にホールショットを決め、レースをリードしましたが、17周目あたりからレースペースの維持が難しくなり、後続2台の先行を許すことになりました。
3位で最初のピットインを済ませますが、ドライバーはそのまま山内が継続するダブルスティント作戦を選択。
ピットインを済ませた中では9位付近のポジションです。
その後、最終スティントを井口卓人に託し2回目のピットイン。
井口は2回目のピットを済ませた中では4位のポジションに回復しています。懸命に上位を狙いますが、タイヤピックアップ(削れたタイヤカスを拾ってしまう現象)によるグリップダウンが生じ、ペースが上がらず苦しい展開となりました。
さらに他車クラッシュに伴うフルコースイエロー(全周80㎞規制)で冷えたタイヤの影響もあり、ペースを上げるには至りませんでした。
最終ラップではポイント圏外となる16位でチェッカーを受けましたが、上位チームにペナルティがあり、順位はひとつ上がることになりました。
小澤正弘総監督は、レース内容について次のようにコメントしています。
「気温が下がり、徐々にマシンバランスを崩してしまい、ドライバーには辛い状況にしてしまいました。オートポリスの難しさと3時間レースの難しさを感じています。応援をしていただいファンの皆さんには申し訳なく思います。次戦のもてぎではSUGOと同じように路面にマッチしたデータを持っていますので、残り2戦を勝つつもりで
臨みたいと思います」
次戦のSUPER GTは11月6日(金)から8日(日)にかけて、第3戦の代替レースと最終戦のグランドファイナル250kmレースの2レースが行われます。金曜日は専有走行が行われ、土曜日に第3戦の予選と決勝があります。そして日曜日に最終戦の予選と決勝を行います。SUBARU BRZ GT300は連勝を目指しますので、応援をよろ
しくお願いします。
